福島県作業療法士会 県南支部 勉強会

「一度だけの学会発表じゃもったいないから」に参加して

福島県立矢吹病院 作業療法士 星 貴大

 

私たち作業療法士の仕事の中心は、臨床場面で対象者と関わることですが、日々の臨床場面での疑問をもとに研究を行い、実践を整理して発表することも必要です。そこで、今回、発表の内容を理解することに加えて、経験することの少ない座長の視点、質疑応答のポイントについて学ぼうと参加しました。

勉強会は、質疑応答のポイントの確認と実際の発表という構成でした。最初に質疑応答のポイントを学べたことで、これまで以上に理解を深めながら発表を聞くことができました。

今回の勉強会では、特に経験できたことが3つありました。ひとつは、質問を先に投げかけてその後に動機を加えることによって相手に伝わりやすいということです。今まで私は、質問する際に長々と話し、うまくまとめることが苦手でした。もうひとつは、質問するときの発表者、質問者の受け答え、その際のやり取りの方法、他の質問者のうまい工夫などにも着目することができました。今までの勉強会では質問の内容のみ聞いていましたが、視野を広げることができました。これらに加え、質疑応答のポイントの確認では座長が質問を引き出していくという場の運営についても学ぶことができました。

発表や質問、意見をすることで今までの臨床場面の振り返りができます。こうした学びを改めて必要だと感じました。そのような場が身近に感じられる機会として今回の勉強会は素晴らしいものだったように思います。