平成30年5月20日に当士会一般公開講座を開催し、
中国労災病院・リハビリテーション科部長の豊田章宏先生に、
「働き方改革における治療と仕事の両立支援~病気になっても働ける社会にむけて~」
というテーマでご講演いただきました。

 

ここ最近、就労支援や両立支援という言葉をよく耳にするようになってきました。医療の分野では治療技術の進歩により、かつては不治の病とされてきた疾病においても、生存率が向上し、長く付き合う病気に変化してきました。それに伴い社会においても病気になったからと言って、すぐに離職しなければならないという状況から、病気になっても働ける社会へと変化しつつあります。
しかし、病気と仕事の両立には、疾病を抱える労働者、事業場、医療機関ともに情報の不足や不一致、または環境といった点から様々な問題が存在します。
そこで必要となってくるのが、両立支援コーディネーターによる橋渡し支援です。疾病を抱える労働者を主体に、医療機関と事業場との間で情報を共有し、両立できるようサポートする、両立支援コーディネーターの存在が今後非常に重要になってくると考えます。

これらの実態と現状について、今回は大変貴重なご講演をいただきました。
豊田先生のお言葉で、
「『日々の通勤、仲間とのランチ』当たり前の日常だが、実はかけがえのない日常」
という言葉ありました。

そのかけがえない日常を取り戻す支援をするために、作業療法士として日々精進していかなければと実感いたしました。
豊田先生、今回はお忙しい中、大変貴重なご講演をしていただき、本当にありがとうございました。